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2024年11月25日(月)

ガイド内容2  観光ボランティアガイド那珂

4,毘盧遮那寺 梅の家駐車場から毘盧遮那寺、金の烏帽子の観音堂。古い観音堂取り壊しの際に縁の下から石碑が発見された。その石碑が中島素嵐の句碑であった。境内に句碑は現在経っている。本堂前の清水氏が石塔がある。ひたちなかの高野城の城主末裔清水氏が建てたもので、大般若経600巻の一巻を当時の城主が寄贈した。1192年文覚上人が建てた毘盧遮那寺はぼたんで有名な寺である。

5,阿弥陀寺 しだれ桜 が3月末から4月初旬 満開。梵鐘のある櫓正門、1391年那珂西郡大山から額田城内片庭に移る。本堂は道場形式。墓地には光圀の娘万姫が眠る。常念寺の墓地もあり、塔婆のないのが親鸞上人の開いた浄土真宗、塔婆のあるのが一遍上人が開いた時宗。ちなみに常念寺は廃寺となり常陸太田の東町の浄光寺に閉合された。三代目の阿弥陀寺住職は親鸞上人の孫で以来、浄土真宗は妻帯を許されているため現在まで直接の血脈である。

6,引接寺(いんじょうじ) 引接は引導と同意語である。お釈迦様に引き導かれ、西国浄土に向かうこと。光圀山引接寺といい、光圀がつくる浄土宗の寺。大谷達才や原好ぎ軒の墓がある。原氏は額田最初の私塾をつくる。占春亭という。阿弥陀立像の裏に光圀の自刻の銘がある。