昭和18年まで額田城跡の南側に有が池という大きな沼があった。四堰から鱗勝院下まで繋がるおおきな沼であった。有が池の南の丘が向山であったという。その名残から水辺の草や植物があり、198もの植物がある。【菅谷在住久下沼先生の調査による。】中でも、コウホネ郡や花菖蒲、姥ユリの群生は見るべきものがある。小川には鯉や鮒、うなぎがいる。大きな欅、樫、杉、ひのきが大きな林を形成している。桜、紅葉、あじさいが見る人のめを楽しませる。本丸堀には地下水が湧き、水芭蕉も育つ。那珂市の天然記念物の柊(ひいらぎ)は圧巻だ。